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「いばらきサッカーフェスティバル2023」の結果を元に開幕戦に向けての雑感

2023年2月12日に行われた「いばらきサッカーフェスティバル2023」の結果は2-0で水戸ホーリーホックの勝利となりました。

 

 

 

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試合が動いたのが前半26分。

味方のスルーパスに合わせて抜け出した武田英寿が相手DFに体をぶつけられながらも左足で流し込み先制。

 

58分には右サイドに走り込んだ村田航一がダイレクトで放った鋭いシュートをゴール左隅に決めて追加点を挙げ相手を突き放します。

 

昨年はJ2リーグ13位 勝点54 14勝12分16敗 47得点46失点 得失点差 +1

という成績でシーズンを終了。

オフには秋葉忠宏監督が退任。

 

 

 

 

 

 

J2得点ランキング7位の12ゴールを挙げた得点源の木下康介椿直起、森勇人などが移籍しましたが、青森山田で10番を背負い精度の高い左足を武器にフィニッシュやチャンスメイクに貢献する武田英寿や小原基樹、草野侑己を補強しチームとしてはしっかりと穴を埋めた印象。

 

シーズン前の試合とはいえJ1上位の4位に入った鹿島アントラーズ相手に2-0と完封勝利し自信をもって開幕戦を迎える水戸ホーリーホックは要注意のチームとなります。

 

また新加入の武田が活躍し小原も2点の起点になるなどしっかりと結果を残したことは開幕に向けて手ごたえのある結果となるのではと感じました。

守備陣もタビナス・ジェファーソンと楠本卓海、山口瑠伊が落ち着いて対応し序盤の鹿島の猛攻をしのぎ試合を通し無失点。

良い雰囲気でIAIスタジアム日本平に乗り込んでくると思います。

 

 

 

対する鹿島アントラーズはキャンプ期間中の5試合で1勝4敗。

6得点17失点と得点力不足もさることながら失点数の多さが大きな課題となります。

水戸ホーリーホックとの試合でも立ち上がりは勢いがあり得点の香りもあったものの無得点。

失点後に立て直せなかった点も大きい。

鈴木優磨が預け所としてなのかトップ下的なポジショニングだったのも前線の迫力不足に直結しているのかと考えられます。

 

「いばらきサッカーフェスティバル」に関していえば昨年も鹿島は水戸に敗れておりますがシーズン通しての結果は鹿島が4位、水戸は13位。

 

あくまでも本番前。

年末に出る「結果」が全て。

 

油断は禁物。