ブログ縦横無尽

サッカーや日々のあれこれ 敬称略

【清水エスパルス】2023年の開幕戦はスコアレスドロー

2023年J2開幕戦はホームIAIスタジアム日本平水戸ホーリーホックを迎えた試合となりました。

7年ぶりのJ2の舞台。

初戦にきっちりと勝利し巨大戦力で1年を駆け抜ける最高のスタートを切りたい試合。

 

スタメンは下記の通り。

3バック!!

 

 

 

声だし応援も復活!!

戻りつつある日常。

いいですね~。勝ちロコ見たいぜ!!

 

 

 

先にハイライトを置いておきます。

 

www.youtube.com
試合は開始早々に権田からのスピードのあるパントキックに北川が抜け出しゴール前で1対1のビッグチャンスを迎えるもシュートは枠をとらえることができず。

この後33分にもゴール前に抜け出すも相手GKの好守によりシュートを防がれてしまう。

早々のビッグチャンスが決まっていれば展開が変わっていただけに悔やまれます。

 

動き出しは良かったものの、やはり最後のフィニッシュの質。ここぞの場面で決めるエースとしての資質を今後の試合で発揮されることを期待したいです。

 

www.youtube.com

 

決定力はなかったものの、この日の北川はシャドーとして抜け出しだけでなく落ちる動きも良く、相手のサイドバックの選手を食いつかせ後方からのフィード1本で吉田を走らせるスペースメイクの動きなどもはまっていました。

 

この動きを活かすなら右サイドは北爪や岸本を試して欲しかった。

3バックで左・山原、右・北爪or岸本だと左右から深くに侵入したときのチャンスは増えるのではと思います。

 

新加入の高橋祐治は安定感抜群の守備とフィードで起点にもなっており、良い補強だと感じました。機を見て放つミドルシュートも👍

 

吉田も加わり、さらに相変わらずの対人の強さと安定感抜群のディフェンスで無失点に貢献した鈴木義宜もおり、守備強度がかなり上がって失点減につながりそう。

 

にしても3バックの完成度の低さよ・・・

相手2トップに対して数的優位に立ち最終ラインを起点にビルドアップし相手陣内への攻め込みを狙ったフォーメーションかと思いますが、相手プレスも剥がせず動きもギクシャクとし上手く攻撃を組み立てることが出来なかった印象。

 

井林を中心に組み立てようとするも真横でボールを受けるなど利点をしっかりと発揮することが出来ず、3バックに関してはもう少し時間が必要と感じました。

 

左右のCBが前目に開き、開いた選手が自ら運びサイドの選手のプレスを受けてもボールを捌けシャドーや降りてきた選手をビルドアップの出口とし、前線でチャンスを作り出すという良い流れが出来るまでしばらく時間がかかりそうだ・・・・

 

 

 

後半に井林と交代で入った中山も良い動きでしっかりと深さを取りチャンスを作り上げていました。右は単独で深さを取れる中山と後方を支える吉田、左は溜めもでき中にも入っていける使える西澤と山原コンビでも良いかも。

 

中山の個の優位性で相手SBを押し込み、サンタナの中盤に降りる動きでDFのギャップを発生させスペースメイクする良い循環が生まれていたと思います。

 

67分には相手ゴール前で得たフリーキックを山原が狙いますがクロスバー直撃。

めっちゃ惜しい!!

 

www.youtube.com

 

 

90分には高橋からのフィードを中山が受け、走り込んだコロリへボールを落とすと強烈なシュートを放ちますがここでも山口がビッグセーブ。

こぼれ球に西澤が反応するが押し込めず。

 

www.youtube.com

 

結果はスコアレスドローでしたが、前半は3バックでは流れがあまりよくなかったものの後半4バックになってから選手交代もあり相手を押し込む時間帯がありました。

4-4-2の陣形変更で配置も噛み合い、それぞれの役割も明確となり動きも活性化したことは良いポイントだったと思います。

 

 

 

 

水戸はGK山口を中心に落ち着いて対応しておりしっかりとゴールに鍵をかけ鹿島、清水と2戦連続クリーンシート。

 

61分の山原の絶妙なパスに抜け出したサンタナとの1対1の場面でも最後までしっかりと動きを見てブロック。

終了間際のビッグセーブも素晴らしかった。

権田ばりの守護神としての安定感がある山口は非常に良いGKという印象。

 

いばらきサッカーフェスティバルの試合の時から後方の守備は堅いという印象通り、良い守備でしっかりと試合を締めスコアレスでゲームを終えたことは大きいと思います。

 

得能、大崎や武田など攻撃陣にも動きの良い選手も多く最前線に1人いればさらに脅威のチームとなりそう。

 

leostarfive.hatenablog.com

 

 

清水エスパルスの気になった点として白崎が不在だったこと。

松岡とホナウドのコンビでは良くも悪くもボール奪取のために食いつきやすく、CBと中盤の間にスペースを生みやすいコンビ。

高橋がケアに釣り出され空いたスペースを水戸に使われる場面も見られた。

 

ゲームを落ち着かせたり、パスとランニングで流れを変える選手が不在だったのはかなり痛い。

成岡も離脱してしまったため状況が気になります。

 

 

プレシーズンで調子のよかったレレが後半33分からの起用。

もう少しプレータイムが欲しかったのと、サンタナとのコンビが見たかった。

 

 

今日の結果でやはりJ2は簡単に勝たせてくれないということを改めて感じました。

前回のJ2時代の2016年も開幕戦はスコアレスドロー

負けなかったことは良かったですが、システムチェンジなどで前半思うように動けずハマっていなかったように感じます。 

 

またこういったスコアレスの状況を打開するためにオセフンというオプションを育てて欲しい。

 

 

次節はファジアーノ岡山との試合。

 

 

若い選手で3ゴールを決め勢いにのるチームとなります。

スタートから4バックでリズムを作り、躍動感のある攻撃陣をしっかりと受け止めシーズン初勝利をあげて欲しい!!